『プラダを着た悪魔』に学ぶ「フリーデザイナーになる方法」
ファッション大好きなまっぴーの
心のバイブル映画
『プラダを着た悪魔』。
アン・ハサウェイ演じる主人公のアンディが、
夢を叶えていく様が
サイコーにカッコいい。
アンディは
悪魔上司ミランダの
理不尽な要求に振り回されてばかり。
けれど、
『不自由さに対して反発』
するベクトルを利用したことで、
本当にやりたかった
「ジャーナリストになる夢」
を再認識し、
夢に向かって爆速で飛び立つ。
映画の最後のアンディの顔は清々しくて、
夢に向かっていく姿がキラキラ輝いていた。
嫌いな先輩しか見えないなんて、これって恋?んなバカな
プラダを着た悪魔の『ミランダ』のように
アンディを振り回していた存在が、
新卒デザイナーのまっぴーと
同じデザインチームの先輩にもいた。
ちなみにわたしは、
「人に振り回される」のが
だいっきらい。
先輩の見た目は
『デスノート』に出てくる、
目の下にクマのある『エル』に激似。
不健康っぷりも、
急にヘンなことを言い出すところも
そっくり。
・俺様の言うことは絶対
・言うことが昨日と今日でぜんぜん違う
・先輩に都合の良い修正指示をされる
・オリジナルを否定される
自分が思うデザインが
エル先輩に認められない。。
今日つくったチラシの
新規オープンのタイトルも
ボロカスに言われた。。
まじで嫌い。
まじでムカつく。
こんな、
自分の人生の主導権を握られたままじゃ
夢のフリーデザイナーになんて
到底なれやしない。
あーあ、デザインうまくなりたい。
でも、エル先輩のことは
キライだし、ムカつく。
尊敬もできない
そんな、
エル先輩のことを
高校の同級生サトミに相談したら
自分でも思っていたことを
鋭利なナイフみたいに
ズバッと刺してきた。
へ?笑
想定していなかった質問に固まる。
好きの反対は無関心。
無視できないなら意識してる証拠。
先輩のこと嫌いなら辞めれば?
・・・。
さすが親友のサトミは
まっぴーのことをよく分かってる。
わたしはそもそも、
興味ない人は
アウトオブ眼中!な人。
なのに、
エル先輩のことしか
目に入っていない始末。
エル先輩しか見えてない…!
なるほど、辞めるか!
いやいや、
お嬢様大学を中退してまで
夢見て勉強してきたデザイナーに
せっかくなれんたんだし、
辞めるってもったいなくない?
そもそも
入社して半年で辞める勇気がない。。
デザイナーの経験値がなさすぎて
次まともなとこに入れるわけないし。
辞めた理由が
「嫌いな先輩がいたから」って
ダサすぎ。
でも、
体力的にも精神的にも
限界だった。
悲しいけど、
こんなこと言うのは
めちゃくちゃ恥ずかしいけど、、
エル先輩からは
正直、好かれてなかった。
同期のアヤカは
めちゃくちゃ好かれているのに。
ストレスもMAX、
体重もMAX!
大好きな洋服は
腕もお腹も足も全部の余白が
日に日に埋め尽くされていくのがわかった。
「まっぴーちゃん、今日もオシャレだね」
仲の良い会社の人からの
ホメ言葉さえも
全部イヤミに聞こえるほどに、
心と体が悲鳴を上げていた。
だから、
コミュニケーションに
嫌気がさす気持ちを、
会社を辞める
エナジードリンクに変えた。
嫌いな先輩がフリーデザイナーにならせてくれた
体重がプラス8kg
過去最高体重になった頃、
フリーのデザイナーになるため
5つの準備をし始めた。
・依存体質から脱却するために転職
・具体的なスケジュール作成
・ポートフォリオの積み上げ
・デザインにかける時間の優先順位
・誰からも好かれようとしない
フリーにデザイナーになるためとは言え、
こんな下準備って、
正直メンドクサすぎて
「まぁ、いつかやればいっか」
と、棚の上に上げたくなる。
「会社を辞める」
って言うことすら
明日にしよう、
来週にしよう、
いや、やっぱり来月んじなったら…
って先延ばしにしがちだし。
でも、
もちろん時間はかかったが、
嫌いな先輩と
ずっといっしょに働く地獄で
生きていくくらいなら、
なんだってやってやる。
そして、
転職して4年後には
念願のフリーデザイナーになった。
嫌いな先輩に振り回されて
仕事に追われていた時間は
自分の時間に変わった。
✓ 苦手な人と仕事をしなくてよくなった
✓ 働く場所も執着しなくなった
✓ 残業や休日に働くことが自分次第になった
✓ 自分時間が爆発的に増えた
✓ 友だちとの予定を
ドタキャンすることがなくなった
✓ 大好きなご飯を食べたいときに
すぐ食べに行ける
ようやく
わたしも『プラダを着た悪魔』の
夢を叶えたアンディみたいに、
自由で自分が好きなことに集中できる
フリーのデザイナーになれたんだ。
『プラダを着た悪魔』が伝えたいこと|嫌いな人は夢を叶えるエナジードリンクになる
行きたい方向へ
進む力が欲しいのなら、
慣性の法則で
逆方向のベクトルを
反作用させる力を
使えばいい。
『プラダを着た悪魔』の
アンディが夢を叶えることができたのは
嫌いな上司である
「悪魔のミランダ」がいたから。
つまり、
悪魔にガソリンをもらうと、
メンドクサイと思うことが
いとも簡単にできてしまう
ということだ。
嫌いな人に無理に認められようと
無駄な努力や
自分の時間を費やすのは、
ただの時間の無駄。
大好きな昼寝とか
大好きなご飯とか
大好きな料理とか
自分が大好きなことに時間を使えないなら、
逆に嫌いな人をパワーに変えちゃえばいい。
『面倒くさい』を先延ばしにしがちな
わたしたちにとって
必要不可欠な敵キャラ。
ということだ。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。