デザインの色の組み合わせ2024|3色の配色は映画でおしゃれに決める!
こんにちは!
フリーデザイナーのまっぴー(@mappy_easybreezy)です^^
先日、インスタグラムでごちゃごちゃした配色になってしまう方に向けて
こんな投稿をしました。
今回はこの投稿についてもう少し深堀りしてお伝えしますね。
デザインでおしゃれな配色にしたいのに、
いざ出来上がったデザインを見てみると
色がごちゃごちゃして
・メリハリがないデザインに見える
・色がチカチカする
・色の収まりが悪く、なんかしっくりこない
となって、どのような色を使えばいいか悩みますよね。。
まっぴーもデザイナーなりたての頃に、
色がごちゃごちゃしちゃって
クライアントから「もっと今どきな色遣いにしてほしい」と言われ、
イマドキの配色って何!?
ってなったことがあります^^;
そこで今回は、2023年に流行った映画から
失敗しない色の組み合わせを紹介していきますね。
デザインの目的に合わせて映画の色遣いを参考にすることで、
色がごちゃごちゃする!
時間だけがムダに過ぎていく!
なんてことなくしっくりくる配色にできますよ。
目次
デザインの色の組み合わせは目的に合わせて決める
映画の配色を参考にする上で、一番大切にしなければならないことがあります。
それは、
『デザインの目的に合わせる』
こと。
いいなと思う配色を参考にしても
デザインの目的に合わなければ、
いくら配色がおしゃれでもクライアントからOKが出ないですよね。
例えば、ファッションでいうと
Tシャツとハーフパンツにサンダルで組み合わせは夏っぽくていいけど、
レストランに行く服装には適していないですよね。
デザインも同じでTPOに合わせた配色が喜ばれるってことです。
初心者のうちは使う色は3色にしぼる
『配色はTPOに合わせる』こと以外に、
デザイン初心者が配色のときに気をつけたいのが
色を使いすぎない
ということ。
「配色がごちゃごちゃしてしまう…」
という人は、色を使いすぎていることが原因なことが多いので
最初は使う色は3色だけにするのがおすすめです。
「なんで3色?」
と思う人もいるかと思いますが、
色には「70:25:5の法則」と言われるものがあり
使う面積が多い順に、
・ベースカラー(70%)
・メインカラー(25%)
・アクセントカラー(5%)
の割合で使うと美しい配色のデザインができると言われています。
なので、
色がごちゃごちゃしてしまうという人は
まずは使う色は3色のみに決めて配色をしてみましょう。
3色の配色は映画でおしゃれに決める!【2024年度版】
配色で気をつけたいポイントがわかったら…
・デザインの目的に合わせる
・デザイン初心者のうちは3色にしぼる
実際に2023年に流行った映画から最新の色遣いをチェックして、
収まりが良いしっくりくる配色のデザインにしちゃいましょう^^
『TAR/ター』でカッコいい落ち着いた配色
アカデミー賞作品賞で6部門ノミネートされた映画『TAR/ター』のポスターは、
黒色をベースに全体的に落ち着いた配色でカッコいい印象です。
高級感やしっかり感を出したいデザインの配色に合いそう!
『TAR/ター』の配色を参考にするなら、例えば高級車のバナーに。
ベースカラーが黒なので引き締まって、高級感が一気に出ますね。
彩度が高すぎない色でまとめているので、派手すぎず威厳がある配色になっています。
ホームページでは、「絶望」の文字に濃いピンクが使われていたので、
アクセントカラーをピンクにしても良さそうです^^
『君たちはどう生きるか』で伝えたいことが明確になる配色
宮崎駿が原作・脚本・監督をつとめた映画『君たちはどう生きるか』は、
映画に登場する鳥のキャラクターのイラストと赤色の手書きのタイトルが特徴的。
ベースカラーの白色にアクセントカラーをタイトルに使用、
さらに手書きの文字にすることでメッセージ性の強い配色になってるね!
『君たちはどう生きるか』の配色を参考にするなら、例えば会社のパンフレットの表紙に。
ベースカラーを背景に、メインカラーは写真から。
そして、アクセントカラーは明朝体にすることでよりメッセージ性が強くなります。
メインカラーは青色ではなく、鳥のくちばしの黄色にしても映えそうです。
『怪物』で強いインパクトを残す配色
是枝裕和(監督)と坂元裕二(脚本)がタッグを組んだ映画『怪物』の配色は、
力強い赤色をベースカラーにメインカラーの緑で印象強い配色に。
赤色はエネルギッシュに感じさせたいときや
映画『怪物』のストーリーのように緊張感を持たせたいときに使われます。
赤色と緑色はハレーションを起こす色だけど
少し暗めの緑色を使うことで不快感を少なくし
違和感を感じるギリギリの配色で見る人をハットさせてるね
『怪物』の配色を参考にするなら、例えば会社の求人募集のバナーに。
ベースカラーの赤色を背景に、メインを緑色にすることで
一気にインパクトが出てエネルギーがあふれる配色になりますね。
赤色と緑色はクリスマスカラーでもあるので、
クリスマスケーキのパンフレットやメッセージカードの配色にしても良さそうですね^^
『ミステリと言う勿れ』で親しみのあるあったか配色
ドラマ化もされた人気漫画が映画された作品『ミステリと言う勿れ』の配色は、
山吹色っぽい色をベースに、コートの茶色とロゴの一部のピンクが映える親しみ感がありますね。
親しみ感やインパクトを出したいデザインの配色に合いそう!
『ミステリと言う勿れ』の配色を参考にするなら、例えばコーポレートサイトの配色に。
ベースカラーの黄色を背景にすることで、温かみがあり明るい印象になりますね。
イラストを使用することでさらに親近感がUPします。
webのデザインのときは、目立つアクセントカラーを
お問い合わせボタンの色にするとクリックされやすくなりますよ。
『Barbie/バービー』で女子っぽかわいい配色
世界的人気のバービー人形を映画化した作品『Barbie/バービー』は、
ベースを水色、メインをピンクにすることで女子っぽかわいい印象に。
彩度が高い色をベースカラーとメインカラーに使うことで、見た目の印象に強く残る配色になるね
『Barbie/バービー』の配色を参考にするなら、例えば化粧品のビジュアルに。
彩度が高く明るい色の組み合わせは元気な印象になりますね。
水色とピンクの女子っぽかわいい配色は、女性をターゲットにした化粧品やエステなどのイメージと相性ぴったりです。
『BLUE GIANT』でカッコよく力強い配色
人気ジャズ漫画がアニメ映画化された『BLUE GIANT』の配色は、
濃い紺色をベースに、メインにベースと同じ青系でまとまっています。
ベースとメインを同じ色合いにすると、まとまりがあってカッコいい配色になるね
『BLUE GIANT』の配色を参考にするなら、例えばコンサートのポスターの配色に。
濃い紺色と水色の配色は、シックな印象でありながらカッコよさもあり、
クラシックコンサートのイメージにぴったりですね。
デザインの色の組み合わせ(2024年度版)まとめ
デザインの色の組み合わせを、2023年に流行った映画から紹介しました。
・デザインの目的に合わせる
・デザイン初心者のうちは3色にしぼる
ことを意識すると、
色にまとまりが生まれてごちゃごちゃしない配色になりますよ^^
映画以外にも書籍のデザインやパッケージのデザインなど、
参考になるものはたくさんあるので
気になったものがあればどんな色が使われているかチェックしてみましょう。
そして、自分のデザインにどんどん取り入れちゃいましょうね\(^o^)/
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